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社会に適応できるよう強いて変えるのが教育である 平成26年12月1日



 こんにちは
 紅葉が夕日にあかあかと、音もなく散っています。秋が終わりました。
 いよいよ十二月、平成二十六年もあと一ヶ月となりました。一年のしめくくりの時です。一日一日を大切にして下さい。


 この尊い十二月のお守は、あなただけを護る守護神符です。必ず身につけて下さい。そして一日一回は声高らかに堂々と「三誓」をお唱え下さい。厄災から護っていただき、しあわせになる事が出来ます。同時に世界の平和に貢献することでもあります。


〇先月新潟県のつばめ市で24才の母親が3才の長女を川に突き落として殺した。
大阪府茨木市では19才の母親が3才の長女に食べ物を与えず餓死させた。子供の胃の中からタマネギの皮やアルミ箔、ろうが出て来た。空腹に耐えきれず食べたらしい。
人間はなぜこんなもごい事をするのだろう。


〇母親は「子供が夜泣いて自分の時間が持てない。うざくなって殺した。」と言っている。
幼児はまだうまく言葉が話せない。辛くてがまん出来ない事を泣いて訴えているのです。どうすることも出来ない辛さを察知してあげるのが母親のつとめではないだろうか。


〇解剖学者として世界的権威でもある養老孟司(ようろうたけし)さんは、「自主性・個性を尊重するからと言って、自由にふるまっていたら人間にならない。社会に適応できるように強いて変えるのが教育である。」と言っています。
動物である人間の本質を追求している第一人者の言葉ですから、実に重みがあります。


〇戦後70年、日本の教育は「自主性・個性を尊重しよう。」ばかりが強調されてきました。「他人(ひと)も思いやりましょう。」を教えることを忘れていたのです。
私達は「自主性・個性を尊重しましょう。」と言われれば、「他人(ひと)のことはともかく、自分の思い通りにやればいいのだ。」と思ってしまいます。自分の本能のままに行動してしまいます。まさに養老孟司さんが、「・・・人間にはならない。社会に適応できるよう強(し)いて変えるのが教育である。」と警告した通りになってしまいました。


まず「しあわせスローガン」の音読から始めましょう。


平成二十六年十二月一日
宗道普照会  大石 純厚

(https://yui-honkouji.com/  「由比 本光寺」検索)


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