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「しあわせスローガン」は世界共通の羅針盤です。平成28年3月

 
 
 こんにちは
 寒い中にも境内の梅の花が開き、すがすがしい香りがただよっています。見下ろす駿河湾もキラキラと輝いて春のおとずれを感じます。
 いよいよ三月ですね。あなたにとって気持ちの良い月になりますよう、毎朝一心にご祈念致します。

 ○今の世の中は「他人はどうなっても自分さえ良ければいい。」「見つからないようにやれば、多少は不正をしてもいい。」と言った風潮が蔓延してきています。
 世界的に見れば、自分の国や民族や宗教の立場をかたくなに主張し、容れられなければ、腕力にものを言わせます。

 ○異常気象になって、各地に自然災害が頻発し、多くの人々が命を失うようになったのも、元はと言えば、私達人間の利己主義です。
  今世界は羅針盤のない船に乗って航海しているようなものです。いつ座礁しても不思議ではありません。

 ○私達人間は自然の摂理(ルール)の中で、空気や水、熱、光を与えられ生かされている一つの生き物です。自然の摂理に基づいた人間として望ましい生き方を最優先すべき時代ではないでしょうか。

 ○自然の摂理(根本原理)とは、
  一、この世の中のすべてのものは、時間と環境によって変化しています。
  一、この世の中のすべてのものは、他とのかかわりあいによって存在しています。それ単独で存在できるものはありません。
  一、この世の中のすべての事は、因と縁によって生じています。偶然だと思うのは、その人が因と縁を知らないだけです。

 ○この自然の摂理に基づいた人間として望ましい生き方を「しあわせスローガン」にしました。ですからこの「しあわせスローガン」は世界共通の羅針盤です。
  一、耐えて努力できる人になろう。
  一、人を思いやれる人になろう。
  一、うそを言わない正直な人になろう。

平成二十八年三月一日
本光寺住職
宗道普照会会長   大石 純厚

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