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「社会を明るくする運動」は「人間として望ましい生き方」を育てる運動です。【平成23年10月】

◎このところ各地区において、それぞれの団体が犯罪予防活動、青少年健全育成活動等、
いわゆる"社会を明るくする運動"に取り組んで下さっております。たいへんありがたいこと
ですが、犯罪予防活動は、パトロールや監視を厳しくしたり、罰を重くすることも大切
ですが、非行・犯罪をしない、人間としての良心を育てることが、なにより大切ではない
でしょうか。

◎特に更生保護活動にたずさわる私達保護司の「社会を明るくする運動」は、その原点に
立ち返ってみると、罪を犯した人達が再び悪い事をする気が起らないように、人間としての
良心を育てることであり、罪を犯した人達がスムーズに立ち直りが出来るように、みんなの
心の中に"おかえり"と迎える、人間としての良心をそだてることではないでしょうか。

◎ですから私達保護司を中心とした「社会を明るくする運動」は、一般の犯罪予防運動とは
一味違ったものであるべきだと思います。そしてやがて皆さんにもこの「人間として望ましい生き方」の大切さを理解していただき、共に啓発、啓蒙できるようになってこそ、ほんとうに社会が明るくなると思います。

◎先日、静岡県の川勝知事は「ふじの国建国宣言」をされました。「物心共に豊かな富国有徳の社会を目ざし、和を貴んで、世界の平和づくりに参加することを誓う」と。有徳の人になるためには、そして世界の平和づくりには、まずこの「人間として望ましい生き方」が明示されなければ始まりません。

  この「人間として望ましい生き方」のポスターが各家庭・学校・職場に貼られ、実践されて
こそ、これまでの社明運動が生きてくると思います。この「ふじの国」の新しい社明運動を
清水区保護司会から発信して、全国の社明運動にしてゆきましょう。法務省も民間のボランディアである私達からの発信を首を長くして待ち望んでいると思います。私達の出番です!





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