大自然の摂理(ルール)のもとでの、「明きらめる」という生き方。【平成23年10月】
こんにちは。
真っ青な空にトンボがスイスイと気持ち良さそうに飛んでいます。コスモスの花がさわやかな風にゆれています。もうすっかり秋ですね。
いよいよ10月です。10月があなたにとって気持の良い月になりますよう毎朝一心に
ご祈念致します。
私達の国、日本は自然災害の多い国です。地震・火山の噴火・津波・台風など、長年自然の猛威にさらされてきました。自然のパワーにかなうものはありません。
私達の祖先は、長い年月の間に自然の猛威をはねのける「剛」の強さではなく、柳の枝の
ようにしなりながら受け止めて、折れてしまうのではなく、又もとに立ち直る「柔」の強さを身につけてきました。
これが、「あきらめる」という生き方です。「人間はあきらめが肝心だ」とも言います。
大自然の摂理(ルール)のもとで命を与えられ生かされている一つの生きものの身であれば、悲しいことではありますが、人はいつかは死ぬものであるということをあきらめて受け入れるように、大災害もあきらめて、これからどう生きるかに全力を傾けることが肝心です。
人間の力ではどうにもならないことは、自分自身の心を切りかえることが大切です。
「あきらめる」ということは、本来物事の事情をはっきり知る「明きらめる」という意味
なのです。
この苦境の中で、それでも前を向いて行こうと、元気を与えてくれるのがこの守護神符
です。
どんなに暗い夜も必ず明るい朝となる
守護神符をにぎってこらえ時を待て
必ず救いがあり、必ず喜べる時が来る
平成23年10月1日
宗道普照会 大石純厚